虹は虹でもチリの砂漠で見られる「虹の谷」

11/30/2019 オフ 投稿者: kimagure

人に恐怖を与えるものや、心和ませる光景など、さまざまな自然現象があります。

それらは単純なものから、現代科学でもよく分かっていないもの、さらに、わかっている原理では起こるはずがない場所や条件で発生する現象もあります。

雨が降ったあと見えることがある虹は、空気中を漂っている大きな粒のたくさんの水蒸気が、太陽の光とぶつかり屈折、反射するとできます。

波長の長さや、屈折率が異なるさまざまな色が混じっている太陽の光が、屈折と反射を繰り返しながら分かれて届くため、遠くから眺めると7色の赤、橙、黄、緑、水、青、紫の虹に見えます。

虹をよく見ると、濃い色の虹の外側に、薄い色の虹がうっすらと見えます。 外側が赤、内側が紫のはっきり見える濃い色の虹を「主虹」と言い、外側が紫、内側が赤のうっすらと見える薄い色の虹を「副虹」と言います。

水蒸気中で2回反射するとできる「副虹」は、反射するたびに光が弱まるため、色が薄くうっすらと見えます。

世界で最も降水量が少なく、標高の平均が2,000mを超す過酷な地域にあるチリのアタカマ砂漠には、極彩色の絶景が広がる「虹の谷」があります。

「虹の谷」がある標高3,000mのマタンシジャは、アタカマ砂漠の拠点であるサン・ペトロ・デ・アタカマから西に45㎞地点にあります。

銅を含む緑と石灰石のような白の岩が、まっすぐに分かれている光景がとても美しいです。

雨が降ったあとの虹も、チリの「虹の谷」も、どちらもめったに見ることができません。 運よくきれいな虹を見ることができたら、とても得した気持ちになり嬉しくなります。 ちょっと奮発して「虹の谷」を見ることができたら、絶景を目に焼きつけておきましょう。